BASEからShopifyに乗り換えた理由 ── フューチャーショップとの比較で見えたもの

BASEからShopifyに乗り換えた理由を解説する記事のサムネイル。ノートPCでネットショップの商品一覧を見ている写真 現場のヒント・Tips

自社ECを立ち上げた当初、僕たちはBASEを使っていました。ですが運営を続けるうちに、ある壁にぶつかりました。「自由度の限界」です。

BASEで感じた限界

BASEは初期費用がかからず、誰でもすぐにネットショップを始められる手軽さが魅力です。実際、立ち上げの初期段階ではその手軽さに何度も助けられました。

ただ、事業が育ってくると「もっと自社ECとしての世界観を出したい」という欲が出てきます。デザインのカスタマイズ、商品ページの構成、購入導線の細かい調整。BASEの標準機能だけでは、思い描いている見せ方にどうしても届かない場面が増えていきました。

ShopifyとフューチャーショップでBASEの乗り換え先を検討

そこで乗り換え先として検討したのが、Shopifyとフューチャーショップの2つでした。どちらも国内EC事業者に広く使われているプラットフォームで、BASEよりも柔軟なカスタマイズが可能という点は共通していました。

比較する中で最終的に軸になったのは「拡張性」「情報量」でした。

Shopifyはアプリストアを通じて機能を柔軟に追加でき、テーマ(デザインテンプレート)のカスタマイズ性も高い。将来的に事業がどう変化しても、プラットフォーム側の制約に縛られにくいという印象を持ちました。

そしてもう1つ、僕にとって大きかったのが「情報の多さ」です。当時、社内にECの知見が深い人はおらず、予算の取り方すら分からない状態でした。つまり、設定も運用も基本的に全部自分でやる前提で考える必要があったんです。そうなると、困ったときに検索すればすぐ解決策が見つかるかどうかは死活問題でした。Shopifyは国内外含めて情報量が圧倒的に多く、「何かにつまずいても、誰かが同じ壁を乗り越えた記録がネット上にある」という安心感がありました。

フューチャーショップも国内向けのサポートや機能面で魅力はありましたが、拡張性と情報量という、2つの軸でShopifyに一歩分があると判断し、乗り換えを決めました。

決めてから気づいたこと

実際に移行してみると、拡張性の高さは想像以上に恩恵がありました。一方で、自由度が高いということは「自分たちで決めなければいけないことが増える」ということでもあります。BASEのように決まったレールの上を進むのとは違い、Shopifyでは在庫管理の仕組みも、タグ付けのルールも、計測の設定も、すべて自分たちで設計する必要がありました。

この「自分たちで設計しないといけない大変さ」については、また別の記事で詳しく書いていきたいと思います。

まとめ

ECカートの選定は、今の規模だけでなく「この先どう育てたいか」を軸に考えると判断しやすくなると感じています。BASEの手軽さも、Shopifyの拡張性も、それぞれのフェーズで正解でした。

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